|
|
ドラッカー名言集 |
|
|
|
- 2006年2月
-
オーナー起業家に天才的なひらめきがあるというのは神話にすぎない。 私は40年にわたってオーナー起業家たちと仕事をしてきた。
天才的なひらめきをあてにするオーナー起業家は、ひらめきのように消えていった。―― 『未来企業』
-
社会による救済の信仰が終わりを迎えたからには、内面への志向が始まる。 あらためて個人、すなわち人間が重視される。
さらには、個人の責任への志向さえ生まれるかもしれない。少なくとも我々は、そのように望むことはできる。―― 『ポスト資本主義社会』
- 2006年3月
-
歴史上いかなる国においても、企業とくに大企業は株主のためにのみマネジメントすべきであるという主張はもちろん、
主として株主のためにマネジメントすべきであるという主張さえ、主流になったことはない。
―― 『明日を支配するもの』
-
今から20年後あるいは25年後には、組織のために働く者の半数は、フルタイムどころか、いかなる雇用関係にもない人たちとなる。
とくに高年者がそうなる。したがって、雇用関係にない人たちをいかにマネジメントするかが、中心的な課題の一つとなる。―― 『ネクスト・ソサエティ』
- 2006年4月
-
未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。現実からしかスタートできないからである。
―― 『産業人の未来』
-
優れた者ほど間違いは多い。それだけ新しいことを試みるからである。 一度も間違いをしたことのない者、
それも大きな間違いをしたことのない者をトップレベルの地位に就かせてはならない。間違いをしたことのない者は凡庸である。
そのうえ、いかにして間違いを発見し、いかにしてそれを早く直すかを知らない。
―― 『現代の経営』
- 2006年5月
-
国民性による説明は、歴史上の因果を逆にとらえており、そのことだけでもすべての論理を無効にする。
―― 『「経済人」の終わり』
-
人間にとって成長ないし発展とは、何に対して貢献すべきかを自らが決定できるようになることである。
―― 『現代の経営』
- 2006年6月
-
未来予測とは、希望的観測のもっともらしい別名にすぎない。―― 『断絶の時代』
-
明日は必ず来る。そして、明日は今日とは違う。―― 『創造する経営者』
- 2006年7月
-
問題の分析によって解決案が一つしか見つからなければ、その解決案は、先入観に理屈をつけたにすぎないものと疑うべきである。―― 『現代の経営』
-
何も行動しないということは、いかなる行動にも劣らない立派な意思決定である。 ……問題に対しては、つねに行動をとらなければならないという考えそのものが、迷信にすぎない。―― 『現代の経営』
- 2006年8月
-
組織は人間から成るものであるがゆえに、完全を期すことは不可能である。したがって、完全ならざるものを機能させることが必要となる。―― 『企業とは何か』
-
自らの果たすべき貢献は何かという問いからスタートするとき、人は自由となる。 責任をもつがゆえに、自由となる。―― 『明日を支配するもの』
- 2006年9月
-
今や社会そのもの、さらには社会活動、社会問題のすべてがあまりに複雑である。
唯一の「正しい答え」があらゆる問題に通用するはずがない。答えは複数ある。
そのうちかなり正しいといえるものさえない。
―― 『新しい現実』
-
必要条件を簡潔かつ明確にするほど、決定による成果はあがり、達成しようとするものを達成する可能性が高まる。
逆に、いかに優れた決定に見えようとも、必要条件の理解に不備があれば、成果をあげられないことが確実である。―― 『経営者の条件』
- 2006年10月
-
今の若い人はやる気がないとこぼす前に、彼らがもっているものに目を向けなければなりませんね。彼らにしても貢献への強い欲求をもっています。
むしろ彼らは焦りすぎているのかもしれません。彼らがもっているものを引き出して、社会の一員としなければなりません。―― 『非営利組織の経営』
-
忠誠心を買うことはできない。獲得すべきものである。金の力で引き留めようとすれば、引き留められた者が誘惑に対する自分の弱さを会社のせいにするだけである。
―― 『現代の経営』
- 2006年11月
-
喜びは成果の中になければならない。石臼に向かいながらも丘の上を見なければならない。
―― 『非営利組織の経営』
-
私は、正しい勉強の仕方、少なくとも私にとっての正しい学び方とは、
うまくいっているものを探し、成果をあげる人を探すことだということを知った。少なくとも自分は、
失敗から学ぶことはするまいと思った。成功から学ばなければならないと思った。
―― 『ドラッカー わが軌跡』
- 2006年12月
-
全体は部分の集積ではない。―― Landmarks of Tomorrow (1957)
-
完璧な青写真なるものは、二重に人を欺く。それは、問題を解決できないだけでなく、問題を隠すことによって、本当の解決を難しくする。―― 『産業人の未来』
- 2007年1月
-
成果をあげる人とあげない人の差は才能ではない。いくつかの習慣的な姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。しかし、組織というものが最近の発明であるために、人はまだこれらのことに優れるに至っていない。―― 『非営利組織の経営』
2007年1月27日発売のドラッカー名著集の新訳より
-
われわれはいつの間にか、モダン(近代合理主義)と呼ばれる時代から、名もない新しい時代へと移行した。
昨日までモダンと呼ばれ、最新のものとされてきた世界観、問題意識、拠り所が、 いずれも意味をなさなくなった。―― 『テクノロジストの条件』
- 2007年2月
-
凝りすぎたイノベーションはほとんど確実に失敗する。―― 『イノベーションと起業家精神』
-
社会生態学者にとって、言語はコミュニケーションではない。メッセージではない。それは実体である。
―― 『すでに起こった未来』
- 2007年3月
-
ジッパーを発明した者以外で、衣類をとめるのにボタンやホックでは不都合だなどと考えた者が何人いたか。
あるいは、ボールペンを発明した者以外に、あの19世紀の発明たる万年筆に欠陥があり、その欠陥が何であるかを考えた者が何人いたか。
……あとになって答えることは容易である。だが事前に答えることはできるだろうか。 ―― 『イノベーションと企業家精神』
2007年3月8日発行のドラッカー名著集の新訳より
-
泥棒は自らの性癖のゆえに逮捕されたことを認めない。逮捕の原因となった性癖を直さず、言いわけを探す。
自らの性癖によって市場を失った企業も、それを認めない。ほかの原因を言いわけにする。
―― 『イノベーションと企業家精神』
2007年3月8日発行のドラッカー名著集の新訳より
- 2007年4月
-
定年後のマネープランは必要である。しかし心理的な準備のほうはなかなかうまくいかない。
うまくいっているならば、淋しく職場を去りゆっくりと死に向けて消えていく人たちがあのように大勢いるわけがない。
―― 『断絶の時代』
-
経験をつんだ後のほうが勉強できる科目は多い。マネジメントがその一つである。
……しかも一般的にいって、重要な科目ほど経験をつんだ後のほうが学びやすい。―― 『断絶の時代』
- 2007年5月
-
社会とは人間の実存の表層であり外皮である。―― 『断絶の時代』
-
私は、未来を予測する人たちの勇気がうらやましい。彼らと競う気はない。
……量的な予測は重要でさえない。
重要なことは今日とは異なる側面とその意味である。―― 『断絶の時代』
- 2007年6月
-
複雑なものはうまくいかない。 ―― 『イノベーションと企業家精神』
2007年3月発行のドラッカー名著集の新訳より
-
通常、ベンチャーが期待にそえず、それどころか生き残れなくなるときのセリフは、
「あの連中に市場をとられるまではうまくいっていた。彼らが市場に出したものはうちのものと大して違わなかった」
である。あるいは、「うまくいっていた。ところがあの連中がとんでもない客に売り始め、そのうちこちらの市場までもっていってしまった」
である。 ―― 『イノベーションと企業家精神』
2007年3月8日発行のドラッカー名著集の新訳より
- 2007年7月
-
たしかに経済的な窮乏は悪である。……しかしそのような窮乏でさえ、自由の喪失ほどの悪ではない。
―― 『「経済人」の終わり』
-
現代の全体主義は、かつての独裁とは異なり、政府だけでなく、社会そのものを支配しようとする。
―― 『断絶の時代』
2007年7月13日発行のドラッカー名著集の新訳より
- 2007年8月
-
イノベーションとは未知なるものへの跳躍である。
……人間の力を主張することではなく、人間の責任を受け入れることである。 ―― 『テクノロジストの条件』
-
外部の世界について、情報を組織化することが肝要である。意思決定の責任をもつ者が、
それらの情報をもつことが必要である。 ―― 『ネクスト・ソサエティ』
- 2007年9月
-
つねづね言っていることだが、マネジメントは科学ではない。臨床的な体系である。
マネジメントの値打ちは、医療と同じように、科学性によってではなく、患者の回復によって判断しなければならない。
―― 『企業とは何か』 (1983年のエピローグ)
-
 真の保守主義は、現実については、真の革命主義につねに同意する。
……保守主義は、事実について現実的であることにおいては、決して保守的ではない。
―― 『産業人の未来』
- 2007年10月
-
自らの貢献に責任をもつ者は、その狭い専門分野を真の全体に関係づけることができる。
―― 『経営者の条件』 ドラッカー名著集の新訳より
-
 自らに対し、少ししか要求しなければ、成長はしない。
極めて多くを要求すれば、何も達成しない人間と同じ程度の努力で、巨人にまで成長する。
―― 『経営者の条件』 ドラッカー名著集の新訳より
- 2007年11月
-
より大きな悪を防ぐために悪を利用しようとするとき、人は悪の道具とされる。
―― 『ドラッカー わが軌跡』
-
おそらく今日、高等教育を受けた人の割合が世界でもっとも多い国が日本である。
日本にとっての問題は、いかにして彼ら高等教育を受けた人たちを生産的な存在にするかである。
―― 『ネクスト・ソサエティ』
- 2007年12月
-
技術の変化を知るための第一のしかも最も容易な方法が、経済的な機会の存在を知ることである。
必要は発明の母ではないが助産婦ではある。
―― 『断絶の時代』 ドラッカー名著集の新訳より
-
あらゆる関係者が起こりえないと知っていることこそ、徹底的に検討しなければならない。
起こりえないことこそ、自社にとって、何かを起こすための大きな機会となりうる。
―― 『創造する経営者』 ドラッカー名著集の新訳より
- 2008年1月
-
事象そのものは、事実ではない。
―― 『経営者の条件』 ドラッカー名著集の新訳より
-
組織において、力強くはあっても腐ったエグゼクティブほど、ほかの者を腐らせる者はいない。
―― 『経営者の条件』 ドラッカー名著集の新訳より
- 2008年2月
-
自らをマネジメントするということは、一つの革命である。
思考と行動において、これまでのものとは一八〇度違うものを要求する ―― 『明日を支配するもの』
-
力を集中するための第一の法則は、もはや生産的でなくなった過去のものを捨てることである。
―― 『経営者の条件』 ドラッカー名著集の新訳より
- 2008年3月
-
社会とは人間環境の「生態」である。 ―― 『経済人の終わり』
ドラッカー名著集の新訳より
-
起業家精神という言葉は、経済の世界で生まれはしたものの、経済の領域に限定されるものではない。
人間の実存にかかわる活動を除くあらゆる人間活動に適用される。
―― 『イノベーションと企業家精神』
ドラッカー名著集の新訳より
- 2008年4月
-
マネジメントは、全面的な社会的責任ではなく、部分的な社会的責任を担うだけである。
したがって、全面的な社会的権限ではなく、部分的な社会的権限をもつにすぎない。
―― 『現代の経営』
ドラッカー名著集の新訳より
-
社会的理想像ほど、急速に、かつ予期せぬかたちで変化するものはない。
―― 『産業人の未来』
ドラッカー名著集の新訳より
- 2008年5月
-
-
真のマーケティングは、顧客から出発する。すなわち人間、現実、欲求、価値から出発する。
―― 『経営者の条件』
ドラッカー名著集の新訳より
-
私の知っている一流の教師は皆、子供と大人の区別をしていません。進み方の早さに違いがあるだけです。
中身は大人のレベルです。入門クラスであってもレベルは大人のものなのです。
―― 『非営利組織の経営』
ドラッカー名著集の新訳より
- 2008年6月
-
-
卓越した者の強みや能力が他の者にとっての脅威となり、
その仕事ぶりが他の者にとっての問題や不安や障害となることほど、組織にとって深刻な問題はない。
―― 『現代の経営』 ドラッカー名著集の新訳より
-
昨日を守ること、すなわちイノベーションを行わないことのほうが明日をつくることよりも大きなリスクを伴う。
―― 『イノベーションと企業家精神』
ドラッカー名著集の新訳より
|
|
|
|